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茴香(ういきょう)の効果と副作用、含まれる精力剤、媚薬、漢方製剤

茴香(ういきょう)とは

 茴香(ういきょう)は、セリ科のウイキョウの果実を乾燥したものです。漢方的には、健胃、止痛などの効能があり、胃痛、嘔吐、腰痛などに用いられています。なおウイキョウは、「フェンネル」の名前で香辛料としても利用されています。

茴香(ういきょう)の効果と効能

 芳香成分(アネトール)に矯臭効果があり、魚肉の臭い消しによいです。カレー粉の原料として使用。消化作用があり、また口臭を消す効果もあります。
 漢方では、茴香(ういきょう)が芳香性の健胃剤として食欲を促進させるとともに、胃腸疾患にも効き目があります。駆風剤としては、ガスがたまって腹がはり苦痛であるときにガスを除く作用があります。胃痛、冷えによる腹痛、腎臓の弱いとき、腰痛にも用い、また去淡剤としても用います。

茴香(ういきょう)の副作用

 茴香(ういきょう)にもいくつか種類がありますが、どれも調味料や香味野菜として使う程度であれば問題ありません。
 しかし薬として継続利用する場合には注意が必要です。茴香にはエストロゲン様作用があるため、女性特有の病気の場合は使用を避けます。また小さい女児に使うと乳房の異常発育が見られることがあります。
 妊婦・授乳婦と乳児への使用は禁忌です。また皮膚や呼吸器へのアレルギー作用、光過敏を起こすことでも知られています。セリ科の植物にアレルギーを持つ場合も注意が必要となります。

茴香(ういきょう)が入った精力剤、媚薬、漢方製剤

  • 千金止帯丸(同仁堂)
    千金止帯丸(同仁堂)
    ¥1400 類型:婦人病・更年期障害 千金止帯丸(同仁堂)は脾腎陰虚(脾と腎の陰液不足をいうこと)などによる帯下の異常、月経不調、月経量が過多、足腰がだるくなどに用いられます。
  • 鎖陽固精丸(同仁堂)
    鎖陽固精丸(同仁堂)
    ¥930 類型:虚弱・貧血・倦怠感 鎖陽固精丸(同仁堂)は腎虚、腰・膝がだるい、眩暈、耳鳴、倦怠感に用いられます。温腎(腎臓を温めること)、固精(精の漏れを改善すること)の作用があります。
  • 調経丸(同仁堂)
    調経丸(同仁堂)
    ¥1900 類型:生理痛・生理不順 調経丸(同仁堂)は血於(脈管内で血液運行が凝滞すること)、気滞(臓腑・経絡の気が阻滞されて、生理機能の円滑な活動が阻害され、特有の症状がみられること)、月経不順、生理の時に腹痛などに用いられます。
  • 活胃散(同仁堂)
    活胃散(同仁堂)
    ¥950 類型:胃腸・消化器疾患 活胃散(同仁堂)は脾胃不和による膨満感、胃痛い、消化不良、吐き気、しゃっくり、胃酸過多、胸焼け、嘔吐、食用不振、消化不良などに用いられます。