夏枯草(かごそう)効果と副作用、含まれる精力剤、媚薬、漢方製剤

夏枯草(かごそう)とは

　夏枯草はウツボグサともいい、花穂あるいは開花期の全草を用いる。
　全草にはトリテルペノイドのウルソール酸やその配当対のプルネリン、カリウム塩などが含まれ、弱い降圧作用、利尿促進、抗菌、子宮収縮作用などが知られている。

夏枯草(かごそう)の効果と効能

　全草にはトリテルペノイドのウルソール酸やその配当対のプルネリン、カリウム塩などが含まれ、弱い降圧作用、利尿促進、抗菌、子宮収縮作用などが知られている。漢方で利尿消炎薬として腎臓炎、膀胱炎に効果があり、また化膿性皮膚疾患、眼病等の治療薬として用いられる。
　日本の民間では利尿薬として膀胱炎や浮腫、腎炎に用いる。現在でも家庭薬の利尿剤には夏枯草がしばしば配合されている。

夏枯草(かごそう)の副作用

　アレルギーがあるや胃腸虚弱者には慎重に用いる。長期間服用する場合には、人参・白朮などを配合して脾胃を保護する必要がある。

夏枯草(かごそう)が入った精力剤、媚薬、漢方製剤